エピソード・オブ・バイト 小ネタ解説
私事ですが4月から電車通学してるんです
電車ではあまり座らない(左右が空いてなければむしろ立つ)ぐらいの人なんですけど今は座ってます
それにしても授業中は眠くなりますよね
でも、前に一度電車の中で寝たら授業を乗り切れたんです
なので、これから寝ようか……あっ着いた
気付いたんですよ
エピソード・オブ・バイトが終わったらついにネタが一つも無くなるってことに
まぁそれはいいんですけど(例大祭で買ったもの貼ったりつまらん話を長くすればいいし)
エピソード・オブ・バイトにちりばめた小ネタを気付かれないのも悲しいので解説しようかなと
うん。
一番恥ずかしい奴だね
自分の作品を解説って図々しいと言うか……
EP1
完成、オリジナルの戦士
いや、ネーミングセンス皆無だな
『ツインブレイク!』
『ミラクルマッチブレイク!』
戦車、電車、ヘリコプター、潜水艦、UFOと様々な乗り物を模したエネルギー弾がゼブラクローンスマッシュを撃ち抜いた。
特にどっちがどのボトルを使ってるとか意識してませんが取り敢えず乗り物をぶつけました
ロケット、バイク、他多数には申し訳ないと思ってます
結果的にはG12グランプリみたいな攻撃になったイメージです
「君達、仮面ライダーに会いに来た。僕の名前は風間太一。君がライダーシステムを開発した葛城…」
彼の名前の元ネタは僕しか知りません。
察してください
「僕も地球人だ。この星の……平和を護りたい。」突き出されたピースサイン。
「みんなの……笑顔を見たいから……!」圧倒的な力の差を感じたバイトの精神状態ではライダーシステムの真の力を引き出せていない。
太一の戦う理由は戦兎がその場にいるかで変わります
根本的には正義の戦士の考えですけど本音は下の笑顔のため。
上の平和の為とピースサインはブラッドが戦兎に好かれるために父親を失った心の隙にアタックしてるんです
「栄冠に……喰らい付く!」
『栄冠は君に輝く』から取った決め台詞です
使ったパーツ
ビルド、クローズチャージ、レーザー、牙王、アクセルブースター、ネビュラヘルブロス
バイザーはアバレッドとアバレキラーの複眼を加工したものです
EP2
忍び寄るブラッド族の影
……ネーミングセンス皆無
頭のエビフライの尻尾だからだろ
海老の尻尾ってゴキブリの羽根と同じ成分らしいですね
だからなんだ、儂は食うぞ
『ディスチャージクラッシュ!』
『ボルテックアタック!』
グリスはケーキ型の巨大なゼリーの塊を放つ。しかし、そのケーキはバイトの拳が纏う恐竜型のエネルギーによって食い尽くされた。
このケーキ型のエネルギーは元ネタがあります
キラキラ☆プリキュアアラモードの『スイー・ツー・ワンダフル・アラモード』です
HUGっとふたりはオールスターズ映画のケーキズゴゴゴゴのインパクトが強かったので
「3.8、やっぱりなぁ」エボルトが太一を覗き込んでいるとグリスが飛びかかってきた。
ブラッド族を宿すとハザードレベルが急激に上がるんです
万丈と同じです
『ラビット!忍者!ジャストマッチデース!』
これ、展開の為でなんの意味もないです
むしろ最初は忍者とピラミッドでもっとワケわかんなくするつもりでした(展開の為に変わった)
EP3
ダイナソーの最期
……ネーミング(略)
『エボルテックフィニッシュ!』
「やめろ!」咄嗟にクローズが蹴りを受け止め、内海を逃がした。
なんで万丈が内海を庇ったのか
そう、展開の為です
最初は幻さんのつもりでした
そこへローグがマシンビルダーに乗って駆けつける。
今回もビルド以外バイク持ってないなぁって
『グレイシャルナックル!』
やべぇ!描写し忘れた!
このときの戦いでブリザードナックルにマークが付きました
いや、戦兎がこの後調整したのかも
nascitaにせを向けた太一はレックスバイトボトルを握りしめて胸を強く叩いた。
昔、打席に立つ前に緊張を止めるためになぜか自分の胸をぶん殴ったことがありましてね
その時の思い出を込めてます
こんなとこですね
つまりはスイー・ツー・ワンダフル・アラモードのことを言いたかっただけです
仮面ライダービルド エピソード・オブ・バイト③
僕はプリキュアはスマイルやドキドキをライダーの流れでたまに見る程度でした
それがHUGっと!プリキュアのオールスターズ回が凄すぎてはまってしまいました
そんなわけで最近?まぁ今年からキラキラ☆プリキュアアラモード(長ぇ)が再放送してるんで見てるんです
見る前はシエルさんが推しだったけど今じゃいちかちゃん推しです
声優なら懐かしのまいんちゃん(ひまりん)です
キャラ的にはゆかりさんのチートキャラだけどやり過ぎない感好きです
あおいちゃんの変身後かっこいいよね
あきらさんの名乗りとポーズって尺間違えてますよね
「出来上がり!」(まだ動く手)
(追記:トゥインクルも面白ぇ!)
ブラッドはエボルに並ぶ為に四人のブラッド族とハザードトリガーを使った
内海のドライバーじゃエボルに変身できない
でも、EP2で簡単にエボルバイトになっちゃいました
あらすじ(↓)のネタバレになりますけどその為にレックスバイトボトルをチートアイテムにしてしまいました
(変身方法は限られるものの)
結局は見通しの甘さからチートオリキャラになってしまいましたね
反省。
あ、EP○って出てるところはOP流れてる所だと考えてください
それ以前はあらすじ+アバンなのです
──────────
地球外生命体・エボルトはこの国を支配するため、ロストスマッシュから生成されるロストボトルを集めていく。
仮面ライダービルドの桐生戦兎は新たな仲間、仮面ライダーバイトと共にマッドローグに立ち向かうが……
ようやくエボルトと同等の力を手に入れた
早速この星を破壊する!
内海に合わせて調整されたドライバーじゃあ、この星を破壊することは不可能だ
黙って俺に滅ぼされろ
それはどうかな?こいつの発明したレックスバイトボトルはあらゆるリミッターを解除して更なる力を引き出せる
この星もろともお前も滅ぼせるかもな
ブラッド族同士の物騒な会話ならブラッド星でしなさいよ
こっちはEP3見てるからさ
「仮面ライダー……エボルバイト!」エボルバイトの目が光る。
「あの野郎……ずっと騙してたのか!」マグマナックルを装備したクローズが殴りかかる。
「いいや。我々が支配できたのは深層意識のみ。導きはしたが全てこの身体の意思だ」クローズの攻撃を的確に捌くエボルバイト。
「だったらさっさと太一から出てけ!」グリスとローグも続いて攻撃を始める。
3vs1だとさすがに分が悪いのか攻撃が当たり始める。
「いいのか?我々を倒せばこの身体は変身の負荷に耐えられず消滅する。仲間……なんだろう?」エボルバイトの言葉に動きが鈍る三人。
その隙をついてクローンスマッシュにグリスとローグを襲わせる。
「私のベルトを返せ!」一人で立ち向かおうとしたクローズを押し退け、生身の内海がエボルバイトにしがみついた。
「邪魔だ!」当然のように引き剥がされ、投げ飛ばされる内海。
「厄介事を押し付けたエボルトを恨むんだな」
『エボルテックフィニッシュ!』
「やめろ!」咄嗟にクローズが蹴りを受け止め、内海を逃がした。
その横蹴りはクローズの装甲を砕いた。
EP3
ダイナソーの最期
エボルバイトの攻撃で変身解除し、崩れ落ちる龍我。
「借りを作ったと思わないことだ!」内海はそんな捨て台詞を吐いてネビュラスチームガンで逃げた。
「万丈龍我、もう一度我々の力になれ」そんな内海を無視し、エボルバイトはかつて仮面ライダーブラッドに変身したときのように龍我を吸収しようと歩み寄る。
「万丈!」ギリギリで戦兎が無人のマシンビルダーを走らせ妨害する。
「行くぞ、龍我!」グリスが落ちていた忍者フルボトルを拾って万丈の元へ駆け寄る。
『チャージクラッシュ!』
隠れ身の術で逃走する二人。
「ならばお前だ、桐生戦兎!」エボルバイトは次は戦兎に迫る。
そこへローグがマシンビルダーに乗って駆けつける。
「退くぞ」ローグと戦兎はネビュラスチームガンでその場から消える。
相手のいなくなったエボルバイトは変身を解き、置き去りにされたラビットフルボトルを拾う。
「上手く逃げられたじゃないか」そこに石動惣一の姿をしたエボルトが現れる。
「今回の目的は究極のドライバー。お前に匹敵する力を取り戻すことだ」エボルトの挑発に乗らずブラッドは冷静に返す。
「俺に匹敵ねぇ……分かってると思うがお前じゃ俺には勝てない」
「やってみるか?」その場に一触即発の空気が流れる。
「やめた、やめた。今更そのドライバーに拘るつもりはない。お前に関わるのは面倒なんだよ」エボルトは苦笑いで呟く。
「気が変わらない内は貸してやる。せいぜいあいつらと潰し合ってくれ。チャオ」エボルトは赤いもやを残して消えた。
「フッフッフ、待っていろ。必ずやエボルトを、この星を破壊し!我々が新たなブラッド族の王となる!」ブラッドはその場で高笑いをした。
nascita
四人は傷の手当てをしていた。
「どうすんだよ、ブラッドを倒したら太一は消滅するんだろ」龍我は現状を声に出せば解決策が思い浮かぶかと思ったがそうはいかなかった。
「太一とブラッドを分離する方法なら二つは思い付いてる」所詮は一度倒した相手。今までの戦いのどこかにヒントがあるはずだ。
「一つはハザードレベルが7を超えて覚醒したボトルで攻撃すること」これは龍我をブラッドから引き剥がした時の方法。
「ラビットフルボトルがないのは万丈のドラゴンフルボトルでも代用できるが……それじゃ太一の無事は保証できない」龍我で上手く行ったのは龍我自身もハザードレベルが高いからだ。ブラッドが抜けた太一のハザードレベルじゃ厳しいだろう。
「そしてもう一つはブラッド族と相反する力、つまりベルナージュの力を使うこと。でも今のベルナージュにそこまでの力はない」nascitaの大移動、CDロストスマッシュでの暴走、クローズビルド缶の生成。ベルナージュの魂は既に風前の灯だ。
「ジーニアスは使えないのか?」包帯を巻き終わった幻徳はスーツケースの中から服を選びながら聞いた。
「肉体へのダメージならジーニアスで浄化できるが、代償としてブラッドに感情が芽生えることになる」同じように感情を得たエボルトは更なる強敵になった。
「そんな……なにか方法はないの?戦兎や万丈がエボルトに取り込まれた時だって、私の中のベルナージュが暴走した時だって助かったじゃん!」美空もただ感情的になっているだけではない。ベルナージュに少しでも思いが届くようにバングルを擦り続けている。
「フッ、簡単なことだ、みーたん」少しの沈黙の後、一海が美空に微笑みかける。
「ジーニアスで浄化して万丈が分離させる」幻徳がスーツケースから取り出し、広げたTシャツには『シンプル イズ ベスト』と書かれていた。
「でも、そしたらブラッドが強くなっちゃうんじゃ……」エボルトだけで手一杯なのにこれ以上強敵を増やすことを危惧する紗羽。
「強い奴が出てくるなら、俺達がもっと強くなればいいだろ」脳まで筋肉のような考え方だが、誰も龍我の意見に異議はなかった。
「やっぱ、そうなるか」戦兎は頭を掻きながら笑顔で立ち上がる。
その瞬間、ビルドフォンが鳴り響く。
『明日の昼、ハザードトリガーを持ってエリアS5へ来い』「望むところだ」戦兎は仲間の方へ振り返り、強く頷いた。
翌日
エリアS5
荒野に佇むブラッド。そこに現れる戦兎、龍我、一海、幻徳。
「ハザードトリガーが狙いなんだろ」戦兎はハザードトリガーを掲げる。
「あぁ。それを渡してもらおうか」ブラッドは顔色を変えずに言う。
「だったら先に太一を解放しろ」そうすれば相手は強くなるが心置きなく戦える。
「それは出来ないな。我々にはまだこの肉体が必要だ。それとも、お前達が器になるか?」ブラッドはまだ肉体を形成できない。
「そんな条件飲める訳ねぇだろ!」龍我が叫ぶ。
「なら、力ずくで奪うだけだ」腰に現れるエボルドライバー。
「最初からそのつもりだ」一海がブラッドを睨み付ける。
幻徳が『いくぞ』と書かれたTシャツを見せるが誰も気付かない。
「みんな、いくぞ!」戦兎の号令で全員が変身を始める。幻徳は腑に落ちない顔をしているが。
「「「「変身!」」」」
『ビルドジーニアス!スゲーイ!モノスゲーイ!』
『クローズマグマ!アチャチャチャチャチャチャチャ!アチャー!』
『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』
『クロコダイル・イン・ローグ!オラァ!』
「変身!」
『ダイナソー!ダイナソー!エボルダイナソー!ハッハッハッハッハッハッハッハ!』
「この星もろとも喰ってやる!」四人とエボルバイトの戦いが始まる。
次々と飛んでくる攻撃を的確に受け流しカウンターを入れるエボルバイト。
偶然当たった一撃を見逃さずラッシュに入るクローズ。そしてそこから途切れず大技に繋ぐグリス。
エボルバイトが立ち上がった瞬間を狙ってローグの回し蹴りが迫るが、ガードに阻まれる。しかし、その隙をついてビルドが腹部にパンチを放った。
「ジーニアスの力はそんなものか」ローグを押し飛ばし、純白の拳を当たる寸前で掴んだエボルバイト。
してやったりのエボルバイトをよそにビルドは虹色の数式を辺りに巡らせた。
「勝利の法則は、決まった!」エボルバイトは危機を感じ取ったのかビルドを蹴り飛ばして遠ざける。
蹴りの衝撃を後ろに跳んで和らげたビルドはフルボトルバスターを取り出した。
「行け、我々の分身よ!」エボルバイトはギアスペシャルのスイッチを二度押す。すると、ゼブラクローンスマッシュとシザーズクローンスマッシュが現れた。
つまり、今までは太一が無意識のうちにスマッシュを呼び出していたのだ。
『フルフルマッチブレイク!』
二体のクローンスマッシュは一撃で倒された。
その爆発の上から飛びかかるクローズとグリス。
しかしグリスの攻撃はかわされ、クローズはギアスペシャルを押し当てられる。
「え、なんだ?うわっ!どうなってんだ!」赤く光ったクローズはギアスペシャルに吸い込まれてしまった。
「万丈!」「ブラッド族の力、思い知れ!」
エボルバイトは巨大な赤い恐竜、エボルレックスへと進化を遂げた。
「どうする、万丈がいなければこの作戦は失敗だ!」次の瞬間、ローグはレックスの尻尾に激突して岩肌に叩きつけられてしまう。
「問題ねぇ、俺かヒゲがハザードレベル7に到達すればいいだけの話だ!」そうは言うもののツインブレイカーの銃弾もレックスには全く効いていない。
「せめてラビットフルボトルを奪い返せれば……」「あの巨体のどこに隠し持ってると思ってんだよ」二人にはこの状況が絶望的に思えた。
「俺に考えがある。さぁ、実験を始めようか!」ビルドは浄化作用を活性化させるため、ハザードトリガーを付けて素早くレバーを回す。
それに対抗してレックスの体表にある歯車が一斉に回りだす。どうやらドライバーと連動しているようだ。
『ハザードフィニッシュ!ジーニアスフィニッシュ!』
『エボルテックアタック!』
二人の必殺技がぶつかる。
エボルレックスの浄化は成功しエボルバイトに戻せたが、ビルドは大きく吹き飛ばされた。
「ハッハッハッハッハ!かかったな!この人間の感情こそが真の狙い!」今まで感情の起伏がなかったエボルバイトが大きな声で笑った。
「万丈は取り込まれたままか……」変身の解けた戦兎は何かを決意する。
「戦兎、どうすんだ!」ローグが前線で時間を稼ぐ間にグリスはビルドを立ち上がらせた。
「これを使え」戦兎は一海にブリザードナックルを渡す。
「クローズマグマはエボルト由来の力。そのマグマに相反するブリザードナックルならベルナージュの代わりになるはずだ」グリスは小さく頷き走り出す。
ブリザードナックルにはグリスの戦闘データが入っている。つまり、クローズよりも高い出力の攻撃を叩き込める。
「行くぞ、ヒゲ!」グリスの掛け声でローグがエボルバイトをなんとか押さえ込む。
『グレイシャルナックル!』
ブリザードナックルの一撃をもろに受けたエボルバイトの身体が凍りつく。
ローグが咄嗟に龍我と太一を引きずり出すと、突っかかりが取れたようにエボルバイトが吹き飛び、爆発した。
「万丈、太一、大丈夫か?」二人を抱えるローグに戦兎も合流する。
「いってぇ……何があったんだ?」龍我は状況が理解できないようだった。
「肝心なときに使えねぇな」グリスは龍我の無事を確認し、軽口を叩いた。
「戦兎……思い出した……僕、ブラッド族に……」ビルドとブラッドの戦いの後、ブラッドの破片が体内に入り込んだこと。それにともない異様に積極的になっていたこと。
そして、ギアスペシャルが生まれたこと。
「あぁ、詳しい話は後で聞く。それより今は……」戦兎は爆発の先を見つめる。
「流石はジーニアス。余剰エネルギーで肉体まで作れるとは」爆煙が晴れるとそこにはエボルバイトがいた。
「結局こうなんのかよ」「覚悟してきたろ」戦兎と万丈は手を取り合って立ち上がった。
「さぁ、破滅の……!」突如エボルバイトの胸を貫く触手。
エボルトだ。
エボルトはブラッドの肉体を毒で分解してギアスペシャルとエボルドライバーを回収した。
「ご苦労さん。これで完全に消滅させれる」エボルトはギアスペシャルを握り潰すと小さなブラックホールに吸い込ませた。
「エボルト……」四人はいつでも戦えるように身構えた。
「お前達にも言っておこう。そろそろ地球を本当に消そうと思ってな、ニュースは毎日チェックしてくれよ。チャオ!」エボルトは高笑いと共に消えた。
翌日
nascita
「もう行くのか?」地下室から出てきた戦兎はnascitaから出ようとする太一に声をかける。
「うん。今の僕がいても足手まといになるだけだから」今の太一は変身する道具もハザードレベルもない。ただの一般人だ。
「選別だ。いつか着ようと思っていたが、お前にやろう」「ダサい、却下!」幻徳は『旅立つ君へ』と書かれたTシャツを渡そうとしたが美空に没収された。
「……それじゃ、僕は北都の復興を手伝ってくる」北都は最近まで西都に占領されていたこともあり終戦したからといって元の生活を取り戻せているわけではない。
「うちのファームの奴らに会ったら宜しく言っといてくれ」一海の言葉に太一は頷く。
「東都に来たら顔見せに来いよ」「缶コーヒーぐらいならご馳走するから」そんなことを言う紗羽に対して龍我がコーヒーぐらい淹れると言うが笑って流される。
ブラッド族のコーヒーは不味い。
「そうだ、これ」太一はラビットフルボトルを戦兎に渡した。
「最っ高だ!やっぱりこのボトルがないと落ち着かなかったんだよ!」戦兎は後ろ髪を掻きむしる。
「この星の為に、頑張って」太一は最初に会ったときのように戦兎の目を見つめている。
今度は、完全な自分の意思で。
「あぁ。ラブ&ピースの為にな!」戦兎は太一にピースサインを見せた。
nascitaにせを向けた太一はレックスバイトボトルを握りしめて胸を強く叩いた。
おわり
───────────
ぼくのかんがえた
エボルレックス
まぁ……無理だよ
イメージとしてはマッドローグの変身エフェクトのグシャグシャが恐竜の形になったやつです
もしくはエラスモテリウムオルフェノクみたいななんかすごい恐竜の怪人です
ベリュドラみたいに眉間にエボルバイトが生えてて(普段はモールドになってる)ベルトは……エボルバイトに付いてるか腰に巻いてるか……
とりあえず分かるのは恐竜です
そんなこんなでエピソード・オブ・バイトはこれにて完結です
温めまくって腐った作品ですが見てくださりありがとうございました
仮面ライダービルド エピソード・オブ・バイト②
この前、まぁどれだけ前か書いてる時点じゃ分からないけど進学しました
専門学校なんで忙しいかな~と思ったんですが5/5の例大祭は行けるみたいです
やったぜ(次回こそ色々買うつもり)
勉強と努力が苦手な僕ですが学業も頑張ります(多分)
……もしかしてこの記事公開する頃にはもう例大祭終わってる?
平常時のハザードレベルの予想は前回終了の時点で
戦兎6.9、万丈6.9、一海5.5、幻徳5.3
それに対して太一は3→3.5
途中のバイトボトル操作で実質4ぐらいです
オリキャラTSUEEEEE!!!!!って展開は正直、妄想しててつまらないのでやりません
圧倒的に強かったらエボルトに目をつけられるし
今回、エボルトも出るので彼の対応でバイトがどれくらいの強さか分かると思います
──────────
地球外生命体・エボルトはこの国を支配するため、ロストスマッシュから生成されるロストボトルを集めていく。
そんな中、仮面ライダービルドの桐生戦兎は倒したはずのブラッド族と戦っていた。
奴らと言いエボルトと言い、ブラッド族はゴキブリのように……ゴキブリ?!
幻さん?こいつゴキブリも駄目なのか……
てことは万丈もゴキブリか
なんでだよ!
頭のエビフライの尻尾だからだろ
エビフライのどこが悪いんだよ!
そんなことより、僕の話はないの?
一応この話の主役だよ?
僕がいなきゃ始まらないよ?
拗ねるな、拗ねるな
お前の話はEP2でじっくりしてやるよ
大量の蒸気を裂いてバイトがグリスに飛びかかる。
その一撃一撃は明らかに先ほどよりも重く、グリスにもダメージを与えていた。
「調子出てきたみてぇだな」
『ディスチャージクラッシュ!』
『ボルテックアタック!』
グリスはケーキ型の巨大なゼリーの塊を放つ。しかし、そのケーキはバイトの拳が纏う恐竜型のエネルギーによって食い尽くされた。
丸腰になったグリスの間近にバイトのパンチが迫る。
EP2
忍び寄るブラッド族の影
三羽ガラスの墓にもたれかかる一海とその近くに座り込む太一。二人とも息が切れていた。
「ぶん殴って帰らせる気が、まさか負けちまうとはな」一海はギリギリのところでキャッスルフルボトルとツインブレイカーで盾を作り出したが、変身解除は免れなかった。
「確かに僕はみんなより弱いかもしれないけど手助けぐらいなら出来ると思う。グリスが信用してくれないなら……」
「カズミンだ」一海は太一の言葉を遮り、立ち上がる。
「お前も俺達の仲間ならそう呼べ。太一」一海が太一に手を差し伸べる。
「ありがとう、カズミン」一海の後で三色の布が二人の心が通じたのを嬉しがるようになびいた。
「北都の残党同士、仲良くなれたみたいだな」聞き覚えのある声が穏やかな空気を凍りつかせる。
「スタークさん?」「奴の正体が地球外生命体エボルトだ」二人は咄嗟に身構える。
「思い出すなぁ、お前達は俺の言うことを信じて東都で破壊の限りを尽くした!」二人が終わらせたかった東都と北都の戦争、それはエボルトの計画の一部に過ぎない。
「じゃあ、あの戦争は日本統一の為なんかじゃないのか……」
「あぁ。全ては60本のフルボトルを集めるため。人間共を動かすにはあのやり方が楽だっただけだ」エボルトの言葉を聞いて太一は硬く拳を握りしめた。
「お前さえ……お前さえいなければ!」太一はエボルトに殴りかかるが簡単に避けられる。
「そもそもお前のハザードレベルは2.3だった。仮面ライダーには変身出来ないハズだ」
「黙れ!」怒り狂う太一の腕を掴むエボルト。
「3.8、やっぱりなぁ」エボルトが太一を覗き込んでいるとグリスが飛びかかってきた。
「こいつは俺の仲間だ!手出しはさせねぇぞコラァ!」太一を解放してエボルと向き合うグリス。
「仲間、ねぇ……面白い。好き勝手やるといいさ」エボルはグリスの攻撃を軽くいなし重い一撃をいれ、キャッスルフルボトルを落とさせる。
「だが、どれだけ戦力を増やそうがロストボトルさえ奪えばお前らなんてこの星ごと破壊できる」エボルはゆっくりとキャッスルフルボトルに近づく。
エボルがボトルを拾う直前、太一が素早くボトルを横取りした。
「これは……赤羽のボトルだ!」
「悪ぃな。一旦退こう」グリスは消しゴムフルボトルを取り出した。
『ディスチャージクラッシュ!』
二人は消しゴムで消したようにその場から姿を消した。
「逃げたか、まぁいい。しかし、奴もしぶといねぇ。ハァ……内海にでも任せるか」エボルは気だるそうに呟き、ブラックホールに消えた。
墓の前に、誰もいなくなった。
nascita地下
戦兎はパソコンに向かいプライムローグフルボトルとブリザードナックルの調整をしていた。
「どうだ、修理は終わりそうか?」
「思った通り内部の損傷が激しい……やっぱり一ヶ月はかかりそうだ」正確な調整をする前に実践でエボルトと戦ったんだ。余程の装備でなければ故障するに決まっている。
「これって……グリスだよね?」紗羽はブリザードナックルに繋がった画面に小さく映るグリスを見つけた。
「あぁ……ブリザードナックルは元々グリスのパワーアップアイテムだった。」ハザード、マグマ、ジーニアス。グリスとローグはどんどん進化する二人にハザードレベルを上げる方法だけでついてきた。
「でも、今の一海の体はブリザードナックルの使用に耐えられそうにない。このまま変身に使えば……おそらく消滅する。」開発段階よりも一海の身体はネビュラガスに蝕まれている。
「消滅?……そんなのダメだよ!」激情する美空を支えて落ち着かせる紗羽。
「だから万が一のためにナックルからグリスのデータを削除しようと……」その時、太一と一海が帰ってきた。戦兎は慌ててナックルをしまい、秘密にするよう目配せした。
命懸けの強化アイテムなんて一海が知ったら迷わず使うだろう。
「どうだった?仮面ライダーバイトは」戦兎は平静を装って話しかける。
「あぁ、俺のけじめはつけた。」一海に続いて入ってきた太一の顔は曇っていた。
「あの戦争は国を纏める為の必要悪じゃなかった……僕のやってたことは悪魔の手助けだったんだ」太一は自分の行いを信じられなくなっていた。
「……俺もエボルトに騙されて仮面ライダービルドになった。一時期それで悩んだけど、今じゃそれを後悔してない」続けて戦兎は全員の顔を見る。
「万丈はエボルトの遺伝子を埋め込まれて産まれた。美空は父親の身体を利用された。紗羽さんは難波重工にスマッシュにされ、幻さんや一海はお前と同じように戦争の為に使われた」ここに集まった全員は明るく振る舞っているがそれぞれ暗い過去を抱えている。
「でも、みんなそのとき得た力を今はラブ&ピースの為に使ってる。大事なのは、今をどう生きるかだ」その言葉を聞いた太一は深く頷く。
「あのさ、ハザードレベルを上げるの、手伝ってくれない?」その目には輝きが戻っていた。
「そう言うことなら俺に任せろ。行くぞ、カズミン、幻さん!」特訓のことならと龍我が名乗りをあげた。
「俺は晩飯の準備がある。歓迎会ぐらいパーっとやんなきゃな」各々階段を上がる姿を見る戦兎は笑みを浮かべていた。
数日後
ハードガーディアンやスマッシュを率いて町を破壊する仮面ライダーマッドローグ。
「そこまでだ!」これ以上の無駄な破壊を防ぐためにもすぐさま駆けつける仮面ライダー達。
「来たか、仮面ライダー!」戦兎達の狙い通りマッドローグは破壊をやめ、体勢を整えた。
「これ以上好きにはさせない。変身!」
『ラビットラビット!ヤベーイ!ハエーイ!』
『クローズマグマ!アチャチャチャチャチャチャチャ!アチャー!』
『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』
『クロコダイル・イン・ローグ!オラァ!』
『恐竜!スペシャル!スーパー!』
五人の仮面ライダーが並んだ。
「勝利の法則は決まった!」
それぞれスマッシュやハードガーディアンに立ち向かい、ビルドとマッドローグの間に道を作る。
「今の俺は、負ける気がしねぇ!」燃える拳でハードガーディアンを破壊し、空のスマッシュへと標的を変えるクローズ。
「心火を燃やして、ぶっ潰す!」次々に飛びかかり、起き上がる暇も与えず追撃をするグリス。
「大義のための犠牲となれ!」一体ずつ確実に倒しながらも銃撃で回りを補助するローグ。
「栄冠に喰らい付く!」細かな攻撃で間合いを保ちながら重い一撃で少しずつ仕留めるバイト。
そして、マッドローグど互角に戦うビルド。
「今日の相手はお前じゃない。どけ!」
「言ったはずだ!これ以上好きにはさせない!」ビルドはマッドローグを突き飛ばし、フルボトルバスターを取り出す。
『ラビット!忍者!ジャストマッチデース!』
次の瞬間、刀身にエネルギー溜めるビルドの背後に激痛が走った。
変身が解けた戦兎の背後に現れたのはゼブラクローンスマッシュとシザーズクローンスマッシュだった。
「ん……?まぁいい。これで終わりだ」マッドローグは突然のスマッシュに困惑しながらもビルドの落とした忍者フルボトルを拾った。
『忍者!ライダーシステム!クリエイション!』
マッドローグは生成した4コマ忍法刀で分身し、スマッシュとハードガーディアンを倒したライダー達を弾き飛ばす。
「今回の目的は貴方の排除。死ねぇ!」バイトの前の分身に収まり、刀を振り上げるマッドローグ。
「うっ……うわぁぁぁ!」マッドローグの刀が振り下ろされる直前、バイトの身体が赤く輝き、二体のロストスマッシュがマッドローグを押さえつける。
「……この時を、待っていた!」バイトはマッドローグからエボルドライバーを奪い、忍者フルボトルと自分のビルドドライバーを戦兎の方へ投げる。
出てきた太一の目は赤く光っていた。
「流石はブラッド族のドライバー。深層意識にしか干渉できないほど弱っていた我々をここまで回復させるとは」太一は……太一の身体を奪ったナニカはエボルドライバーを見つめる。
「お前……まさか!」
「あぁ。お前達が倒したと思っているブラッド族三人の集合体、名前は……ブラッドとでも呼べ」少し高かった太一の声が低く響く。
「変身」エボルドライバーに挿入されるレックスバイトボトルとライダーシステムエボルボトル。
『ダイナソー!ダイナソー!エボルダイナソー!ハッハッハッハッハッハッハッハ!!!』
「仮面ライダー……エボルバイト!」深紅のバイザーの下で鋭い目が黄色く光った。
つづく
──────────
ぼくのかんがえた
かめんライダーエボルバイト
いや~今回はエボルドラゴンに貼り付けるだけだしオリジナルのパーツが少なくて楽にできました
エボルバイトはブラッド族に全て乗っ取られた形態、つまりバイトと言うよりはエボルの派生って感じで作りました
太一とブラッド族の関係は前回の最初や今回の前置きのハザードレベルの急上昇とか
因みに伊能を拾った瞬間に彼のハザードレベルは2.3から2.8近くまで跳ね上がってました
あとは伊能の力で変身して3へ
数字はわりと適当かもしれない
次回、最終回!
まぁ映画の敵を引っ張っただけなんで三話もあれば倒せますよ
お楽しみに!
期待はしないでね!(保険)
仮面ライダービルド エピソード・オブ・バイト①
ジオウって面白いですよね
まぁ僕が仮面ライダーを面白がるのは毎年のことなんですけどジオウは次回予告に毎回驚かされるんで凄いです
欠点はリュウソウジャーに集中できないところです
僕の作ったレックスバイトボトルあるじゃないですか
知らない人は
この記事読んでください(お願いします)
この記事でちょこっと触れた仮面ライダーバイトが登場するストーリーを考えました
ビルドから結構日が経っちゃってるけどあの頃を思い出して書きました
時系列的には映画→バイト→46話のつもりです
いろいろと矛盾点とかあるかもですが各々解釈したりしてください(人任せ)
あ、これから始まります
──────────
地球外生命体・エボルトはこの国を支配するため、ロストスマッシュから生成されるロストボトルを集めていく。
仮面ライダービルドの桐生戦兎は東都知事の伊能賢剛に洗脳された民衆に追われ、絶体絶命の大ピンチ!
生身の人間に追われただけで大ピンチって、変身してんだから飛んだり跳ねたりして逃げ切れるだろ。
操られた身でよく言うよ。
そんな馬鹿の洗脳を解いた天っ才物理学者は見事、伊能達ブラッド族の野望を打ち砕いたのでした!
半分は俺の力だろ……
なぁ、そういえばあの後も色々あったよな
あぁ、あの話するか。
とりあえずEP1ってことで、どうぞ。
『ラブ&ピースフィニッシュ!』
クローズビルドの必殺キックがブラッドを貫く。
爆発四散したブラッドの破片が赤いスライムに姿を変えて近くの植え込みに落ちる。
「これがあの仮面ライダーの破片か………これがあれば僕も!」
何者かがブラッドの破片をカプセルにしまい持ち去った。
EP1
完成、オリジナルの戦士
数日後
「はーい、カズミン特製冷やし中華で~す」猿渡一海は夏野菜たっぷりの冷やし中華を石動美空と滝川紗羽の座るテーブルに置いた。
「俺も冷やし中華!」手を上げる万丈龍我のもとに氷室幻徳が歩み寄る。
「お前はこれだ。俺特製チンジャオロース」
「おいヒゲ!自分で食えないからって俺のピーマン無駄にしてんじゃねぇよ」
「意外と食えるぞ」料理下手な幻徳のチンジャオロースを食べる龍我に驚く一海。
そんなやり取りを見て静かに微笑む桐生戦兎。なんてことないnascitaの日常だった。
戦兎がスマホに目を戻し、「最悪だ」とため息混じりに呟く。
「スマッシュだ。エリアC4とM3……二手に分かれよう」何気ない日常は戦兎のスマホに表示されるスマッシュの目撃情報で崩れ去る。
いや、最早戦いの日々が日常になっていた。
「このロストボトルが狙いか?」一海は死んだ仲間の形見、キャッスルフルボトルを握りしめる。
「多分な。俺は一海と一緒に行くから幻さん、万丈を頼んだ」最凶の敵、エボルトが現れればジーニアスフォームで挑むしかない。
「任せろ」「なんで俺が面倒見られる側なんだよ」四人は二手に分かれて現場へ向かった。
エリアM3
「この辺りか?」戦兎と一海はエリアM3の公園にいた。
「フンッ!ゥゥゥ!」木の陰から先日戦った郷原光臣の変身したゼブラロストスマッシュによく似た怪人が現れた。
「あいつ……西都知事の!」だが、金色の部分が白く、よりシマウマに似た体色になっている。
「いや、奴は確かに倒した」
「じゃあゼブラクローンスマッシュってとこか」戦兎と一海はそれぞれドライバーを装着した。
「「変身!」」
『ラビットタンク!イェーイ!』
『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』
「勝利の法則は決まった!」「心火を燃やしてぶっ潰す!」
ビルドが素早い攻撃で怯ませ、グリスの大振りなラリアットで体勢を崩す。そのままツインブレイカーとドリルクラッシャーで攻めようとするが圧倒的なパワーで武器を弾き飛ばされてしまう。
「パワー勝負ならこいつだ」ビルドはフルフルラビットタンクボトルを取り出した。
エリアC4
幻徳と龍我の変身したローグとクローズは才賀涼香が変身したシザーズロストスマッシュをより黒くしたシザーズクローンスマッシュと戦っていた。
「力が漲る、魂が燃える、俺のマグマが迸る!」スマッシュの剣をローグが回し蹴りで弾き、その隙にクローズがラッシュを仕掛ける。
「決めるぞ」「あぁ!」
『クラックアップフィニッシュ!』
『ボルケニックアタック!』
シザーズクローンスマッシュはダブルライダーキックに貫かれ爆発四散した。
「なんだよ、ブラッド族も意外と大したことないな」
「いや、才賀の方が断然強かった。俺が本気を出す程度にはな」今回の相手はクローンということもあってすぐに倒せた。
「いつも本気出せよ」二人は軽く言い合いながらnascitaへ帰った。
エリアM3
ビルドタンクタンクフォームが繰り出すフルボトルバスターの一振りはゼブラクローンスマッシュのガードを容易く崩した。
『ツインブレイク!』
『ミラクルマッチブレイク!』
戦車、電車、ヘリコプター、潜水艦、UFOと様々な乗り物を模したエネルギー弾がゼブラクローンスマッシュを撃ち抜いた。
「妙にあっさりしてるな……狙いは本当にロストボトルなのか?」二人は変身を解く。
「久しぶり、グリス」誰かが少し離れたところから一海に話しかけてきた。
「知り合いか?」「気を付けろ。北都のファウストだ」一海の言葉で戦兎の表情も険しくなる。
「嫌だなぁ、元だよ。北都が西都に制圧されてファウストも多くが東都に取り残された。それを機に足を洗ってるよ」男は笑顔で語る。
「そんな男が何をしに来たんだ?」戦兎は警戒を緩めない。
「君達、仮面ライダーに会いに来た。僕の名前は風間太一。君がライダーシステムを開発した葛城…」「桐生戦兎だ」悪魔の科学者、葛城巧。それは戦兎の失われた記憶。悪魔の科学者としてライダーシステムを作り出した過去はあまり触れられたくないものだった。
「じゃあ戦兎、僕も一緒に戦わせて」太一の戦兎を見つめる視線は一海に遮られた。
「今更お前に出来ることはない。元気があるなら北都に帰って復興に勤めろ」一海は太一を軽く突き飛ばし、戦兎を押して遠ざかろうとした。
「完成したんだ。レックスバイトボトルが、僕の仮面ライダーバイトが」その言葉を聞いて一海は振り返る。
太一の手には黒と緑の歪なボトルが握られていた。
東都と北都が戦争をしていた頃。
「新しい仮面ライダーか?」あるとき、一海は太一のパソコンに映る設計図が目についた。
「うん。グリス達だけじゃなくて、みんなが戦えるように汎用性の高いビルドドライバーで……」「必要ねぇ」一海は太一を睨み付ける。
「俺を戦わせろ……俺を戦いで満たすんだ!」
記憶を失った戦闘狂は他人に戦いの場を奪われたくない。
それがグリスを演じる一海の答えだった。
「戦争には間に合わなかったけど、相変わらずスマッシュの目撃情報は……」
「戦うのは俺達だけでいい。ボトルを渡せ」一海は太一のボトルに手を伸ばす。
「今、日本が危ないんでしょ。僕も力を得たんだ、この国の平和の為に戦いたい」ボトルが一海の手に渡ることはなかった。
「とりあえずついてこい。詳しく話を聞こう」戦兎は落ち着いて話すために太一をnascitaへ案内した。
nascita
暗くなったnascitaの椅子に幻徳がいつか見たように腰かけていた。
「で、貴方が元祖ファウストの創始者、ナイトローグ!」興奮する太一を制止する幻徳。
「今の俺は正義に目覚めた仮面ライダー、ローグだ!」幻徳は灯りがつくと同時に勢いよく革ジャンを開く。
Tシャツには『ラブ&ピース』と書かれていた。
「名前は悪役だけどな」英語でならず者を意味するROGUE。戦兎のツッコミの意味を理解していないのは龍我だけだった。
「パンドラボックスの光を浴びず自ら戦争を加速させたお前を信用できると思うか?」いつも通りの喜劇が始まると思いきや、一海は冷静に太一を見ている。
「早く戦争を終わらせるには、一刻も早く勝敗が付く必要がある。その為にはあの方法しか思い浮かばなかった。」戦争を終わらせる為に戦争を煽る。戦うしか選択肢のなかったあの頃は一海も同じ決断をしていた。
「お前はなんの為に戦いたいんだ?」戦兎は太一を見つめる。
「僕も地球人だ。この星の……平和を護りたい。」突き出されたピースサイン。
その手は戦兎の、葛城巧の記憶の中の父親と一致した。
「丁度ビルドドライバーが一つ余ってる」その場にいた全員が驚いた表情で戦兎を見る。
「それって戦兎のお父さんの……」
「父さんもラブ&ピースのためなら喜んで貸してくれるハズだ」それぞれ思うことはあるが戦兎が言うならと納得した。
太一へビルドドライバーが差し出される。
「今、この星は地球外生命体エボルトによって滅ぼされそうになってる。俺達と共にエボルトに立ち向かうなら命の保証は出来ない。それでもいいか?」これは脅しではない事実だ。誰も死ぬのは望んでいないが死なない保証はない。
それが仮面ライダーとして生きることの意味だ。
「あぁ。覚悟は出来てる」太一はビルドドライバーを受け取った。
「それじゃあ早速、変身できるか……」
「風間、ちょっと表に出ろ」一海は太一を外へと連れ出した。
東都・北都間スカイウォール付近、三羽烏の墓。
「勝も、修也も、聖吉も、戦いの中で死んだ。墓はここにあるが残ってるのはこれだけだ」一海は三羽ガラスのドッグタグを握りしめる。
「俺はもう誰だろうが北都の……この星の人間を死なせたくない」
「それが……信用できない相手でも?」戦争を煽っていた自分を信用しろと言うのが無理な話だと太一は分かっていた。
「確かめてやるよ、お前が信用できるか……自分の命を守れるだけ強いのか。変身!」
『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』
「やっと自分で戦える力を手に入れたんだ、僕も戦う!」
『恐竜!スペシャル!スーパー!』
ビルドドライバーに挿入されるレックスバイトボトルと真っ赤なギア、ギアスペシャル。
「変身!」
ビルドのトライアルフォーム変身音に酷似した音声が流れる。
すると、太一は緑色を基調とした恐竜の装飾が施された仮面ライダーへと姿を変えた。
「ついに成功した……!仮面ライダー、バイト!」バイトはピースサインで胸を叩く。
「名前はなんだっていい。いくぞ!」
「栄冠に……喰らい付く!」
猛スピードで駆けてくるグリスの攻撃を一つ一つ受け流し、隙を見て腹部にパンチをいれる。
「やはりハザードレベルが違いすぎる……」バイトの攻撃は全く効いていない。それどころか、動きを見切られカウンターを喰らってしまう。
「お前は!なんの為に!仮面ライダーになった!」二つのツインブレイカーを駆使した猛攻が続く。
「みんなの……笑顔を見たいから……!」圧倒的な力の差を感じたバイトの精神状態ではライダーシステムの真の力を引き出せていない。
「脆弱!無謀!拙劣!そんなんもんじゃ、全然足りねぇぞ!」ついにバイトはツインブレイカーの一撃で突き飛ばされる。
「僕が……この国の笑顔を取り戻す!」熱い思いを込めてバイトボトルをもう一度噛みつかせる。
すると、背中のファンや胸のダクトから大量の蒸気が吹き出した。
つづく
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ぼくのかんがえた
かめんライダーバイト!
気が付いたら変なものになってました(涙)
(流用できそうなパーツを当てはめただけ)
既存パーツの組み合わせでもミライダーとはえらい違いw
やっぱり東映は偉大と言うことで
初めてアイビス使ってみましたが色んなことできますね(パソコン使えば一発でしょうけど)
LINE Camera勢からすると凄いアプリでした
てなことで続きをお楽しみに!(いつになるやら)
期待はしないでね!(保険)
オリジナルフルボトル計画FOREVER
バイト中に暇だと明らかにオタク系じゃない一個下(そんな好きじゃない)奴と必然的に話す時間が生まれるんですよ
その時にゲーム(多分スマホ)何やってるの?って聞かれまして
あんまりアプリやらないんですよね
スマホ見ててもアニヲタwikiとかpixiv百科事典ばっかりで(それはそれでキモいな)
次の質問が「音楽とか聞かないの?」
……僕は思った。
「聞くけど東方vocalとか特撮ソングとか、最近はプリキュアにはまってるよ」
なんて言えない!
相手(むしろ嫌いな奴)が求めてる答えは
「米津玄師」なんだ!(それ以外知らん)
心を許してない相手との会話は難しいですね
……それトクサツガガガで見た!
レックスバイトボトル
恐竜の成分を抽出したボトル。
ビルドドライバーやエボルドライバーで隣のボトルに噛みつくことで成分同士の反応を活性化させ、出力を底上げする。
構造は滅茶苦茶で普通なら変身に使えるようなものじゃないらしい。
実は前回お披露目したときは食玩だったスパイクがDXになってる。(連動の都合)
見てはいけない角度
ギアスペシャル
特別な力を秘めたギア。
高濃度のネビュラガスに匹敵するエネルギーを持ち、他のボトルと組み合わせることでベストマッチに匹敵するパワーを出す。
レックスバイトボトル程の滅茶苦茶な構造でも仮面ライダーの形にできる。
実は少し銀を塗りすぎたと感じてる。
むき出しのマイクロスイッチ(上にもある)
ビルドドライバー
(仮面ライダーバイト)
レックスバイトボトルとギアスペシャルで変身した姿。
スクラッシュドライバー並みの強さ。
いつの日か彼が登場する小説を公開するはず
(完成しない可能性あり)
(展開は決まっても細かい描写が……)
エボルドライバー
(仮面ライダーエボルバイト)
レックスバイトボトルとライダーエボルボトルで変身した姿。
エボルブラックホールフォームやブラッドに匹敵する強さ。
エボルトじゃないよ
エボルドライバー
(エボルレックス)
巨大な恐竜になる。
バダンの骸骨恐竜みたいな感じ。
文章の書き方で後から追加した形態ってバレそう。
音声はこんな感じ!
YouTubeにブログのURLを載せるとブログにYouTubeのURLを載せれない
ブログにYouTubeのURLを載せるとYouTubeにブログのURLを載せれない
まぁブログの見やすさを優先しますか
うん
軽く中二病だから設定考えるの大好きなんです
これで変身してみた動画も出すかもしれないのでその時はまた記事にしようかな
ではこの辺で
オリジナルフルボトル計画FINAL
YouTubeもはてなブログも公開予約をパソコンのページからすれば出来るんです
スマホならアプリに飛ばないでブラウザでやれば出来ます
でも、めんどくさい……
アプリならスマホ用に見やすくなってるけどブラウザだと文字が小さかったり読み込みに時間がかかったりでスマホに適してないんですよね
でも予約すれば上げ忘れとか無くなるのか……
あ、予約と言えばDXフルパワーグリッドマン予約しました☆
ネットとかで調べると先人達は型を硬いもので固定してますね
僕はレゴの緑の板を使ったんで曲がったんでしょう
そんなわけでダイソーへGO!
こうして板で型を挟みます
この板、100円で6枚入りでした
流石ダイソー!
レジンを流し込んで硬化させて………
いらないところを削って………
ネジ穴は気泡で潰れたからグルーガンで固定して………
完 成 !
したものの、音声がトライアルフォームと少し寂しいです
なにか印象に残らなくてタイミングのいい音声の玩具……
そんなものあるわけ……
あ、あった
イメージとしてはギアスペシャルを刺して『スーパー』
レックスバイトボトルが噛みついてスイッチオンの音
って感じが理想です
早速分解します
ギアスペシャルも分解して、ネジ穴以外の固定用の溝を切り落とします
すっからかん♪
……歯車 (ギアスペシャル) を壊した(切った)ぞ
もう誰も、引き返せねぇ(まだ大丈夫)!
こことここにスイッチを……
どうやって配置すればいいんだ?(バカ)
とりあえずグルーガンでくっつけて……
無理矢理押し込めば収まるかな
ピンの裏側をスイッチに干渉しないように削ります
そしたらまたグルーガンでくっつけて……
電池が飛び出ないように薄いスポンジを噛ませます
あとは強く押さえつけてネジを閉めれば……
ってな訳で完成品を紹介するのは次回ですね
ん?次回?
FINALとは()
お誕生日
3/8は僕の誕生日です
世間一般で言うと3/8ってなんなんでしょうか
大体8日か9日にドラえもんの映画が公開されますが今年は1日のようです
オンドゥルルラギッタンディスカー!
それはそうと高木ブーさん、ミドレンジャーさん、お誕生日おめでとうございます
はいはい。
僕も今日、お誕生日なんですよ
こんな記事上げる程の事じゃない気もしますけどね
この記事上げるためにギアスペシャル完成編が少し遠ざかりました(ふざけんな)
前述の通り僕以外の3/8産まれは高木ブーさんとミドレンジャーしか知りません
(ミドレンジャーは役の誕生日だし)
あ、ワンピースだとザンバイだね
(BLUE DEEP情報)
ちょっと3/8をググったりWikiってみますね
……
お!ガオホワイトの竹内実生さんやホワイトスワンの岸田里佳さんも3/8ですね!
ヒーローも結構いるんですね
ジョナサン・ジョースターの声優さん(ジョジョ知らんけど)、切島鋭児郎の声優さん(ヒロアカ知らんけど)
アニメで言うとトリコの滝丸……栓抜きショットの人だっけ
あとは忠犬ハチ公の命日だとか
有名な記念日は国際女性デー、みつばちの日
2月革命開始、インパール作戦決行、具志堅用高唯一の敗北、ロボタック放送開始
宇宙兄弟で南波日々人が月に立ったのも3/8みたいです
3/8のニチアサ(調べた限り)は
ディケイド7話(過去と未来の鎌田が一つに)
シンケンジャー4話(『思』のモヂカラ)
フレッシュプリキュア6話(ハンバーグ)
ドライブ21話(シフトカー洗脳)
プリンセスプリキュア6話(修行開始)
来年は日曜日らしいので楽しみですね
まだ見ぬ戦士達ですが
自分の誕生日だからってこんなこと調べてなんになるんでしょうね
おわり