ぶーちゃんの戯言

初めて作ったやりたいように楽しむがモットーのブログ。ぶーちゃんの自己満足の塊です。

仮面ライダービルド エピソード・オブ・バイト②

この前、まぁどれだけ前か書いてる時点じゃ分からないけど進学しました

専門学校なんで忙しいかな~と思ったんですが5/5の例大祭は行けるみたいです

やったぜ(次回こそ色々買うつもり)

勉強と努力が苦手な僕ですが学業も頑張ります(多分)

 

……もしかしてこの記事公開する頃にはもう例大祭終わってる?

 

 

平常時のハザードレベルの予想は前回終了の時点で

戦兎6.9、万丈6.9、一海5.5、幻徳5.3

それに対して太一は3→3.5

途中のバイトボトル操作で実質4ぐらいです

 

オリキャラTSUEEEEE!!!!!って展開は正直、妄想しててつまらないのでやりません

圧倒的に強かったらエボルトに目をつけられるし

今回、エボルトも出るので彼の対応でバイトがどれくらいの強さか分かると思います

 

──────────

 

 地球外生命体・エボルトはこの国を支配するため、ロストスマッシュから生成されるロストボトルを集めていく。

 そんな中、仮面ライダービルドの桐生戦兎は倒したはずのブラッド族と戦っていた。

 

 奴らと言いエボルトと言い、ブラッド族はゴキブリのように……ゴキブリ?!

 

 幻さん?こいつゴキブリも駄目なのか……

 

 てことは万丈もゴキブリか

 

 なんでだよ!

 

 頭のエビフライの尻尾だからだろ

 

 エビフライのどこが悪いんだよ!

 

 そんなことより、僕の話はないの?

 一応この話の主役だよ?

 僕がいなきゃ始まらないよ?

 

 拗ねるな、拗ねるな

 お前の話はEP2でじっくりしてやるよ

 

 

 大量の蒸気を裂いてバイトがグリスに飛びかかる。

 その一撃一撃は明らかに先ほどよりも重く、グリスにもダメージを与えていた。

「調子出てきたみてぇだな」

『ディスチャージクラッシュ!』

『ボルテックアタック!』

 グリスはケーキ型の巨大なゼリーの塊を放つ。しかし、そのケーキはバイトの拳が纏う恐竜型のエネルギーによって食い尽くされた。

 丸腰になったグリスの間近にバイトのパンチが迫る。

 

 

EP2

忍び寄るブラッド族の影
 

 

 三羽ガラスの墓にもたれかかる一海とその近くに座り込む太一。二人とも息が切れていた。

「ぶん殴って帰らせる気が、まさか負けちまうとはな」一海はギリギリのところでキャッスルフルボトルとツインブレイカーで盾を作り出したが、変身解除は免れなかった。

「確かに僕はみんなより弱いかもしれないけど手助けぐらいなら出来ると思う。グリスが信用してくれないなら……」

「カズミンだ」一海は太一の言葉を遮り、立ち上がる。

「お前も俺達の仲間ならそう呼べ。太一」一海が太一に手を差し伸べる。

「ありがとう、カズミン」一海の後で三色の布が二人の心が通じたのを嬉しがるようになびいた。

 

「北都の残党同士、仲良くなれたみたいだな」聞き覚えのある声が穏やかな空気を凍りつかせる。

「スタークさん?」「奴の正体が地球外生命体エボルトだ」二人は咄嗟に身構える。

「思い出すなぁ、お前達は俺の言うことを信じて東都で破壊の限りを尽くした!」二人が終わらせたかった東都と北都の戦争、それはエボルトの計画の一部に過ぎない。

「じゃあ、あの戦争は日本統一の為なんかじゃないのか……」

「あぁ。全ては60本のフルボトルを集めるため。人間共を動かすにはあのやり方が楽だっただけだ」エボルトの言葉を聞いて太一は硬く拳を握りしめた。

「お前さえ……お前さえいなければ!」太一はエボルトに殴りかかるが簡単に避けられる。

「そもそもお前のハザードレベルは2.3だった。仮面ライダーには変身出来ないハズだ」

「黙れ!」怒り狂う太一の腕を掴むエボルト。

「3.8、やっぱりなぁ」エボルトが太一を覗き込んでいるとグリスが飛びかかってきた。

「こいつは俺の仲間だ!手出しはさせねぇぞコラァ!」太一を解放してエボルと向き合うグリス。

「仲間、ねぇ……面白い。好き勝手やるといいさ」エボルはグリスの攻撃を軽くいなし重い一撃をいれ、キャッスルフルボトルを落とさせる。

「だが、どれだけ戦力を増やそうがロストボトルさえ奪えばお前らなんてこの星ごと破壊できる」エボルはゆっくりとキャッスルフルボトルに近づく。

 エボルがボトルを拾う直前、太一が素早くボトルを横取りした。

「これは……赤羽のボトルだ!」

「悪ぃな。一旦退こう」グリスは消しゴムフルボトルを取り出した。

『ディスチャージクラッシュ!』

 二人は消しゴムで消したようにその場から姿を消した。

「逃げたか、まぁいい。しかし、奴もしぶといねぇ。ハァ……内海にでも任せるか」エボルは気だるそうに呟き、ブラックホールに消えた。

 墓の前に、誰もいなくなった。

 

 

nascita地下

 

 戦兎はパソコンに向かいプライムローグフルボトルとブリザードナックルの調整をしていた。

「どうだ、修理は終わりそうか?」

「思った通り内部の損傷が激しい……やっぱり一ヶ月はかかりそうだ」正確な調整をする前に実践でエボルトと戦ったんだ。余程の装備でなければ故障するに決まっている。

「これって……グリスだよね?」紗羽はブリザードナックルに繋がった画面に小さく映るグリスを見つけた。

「あぁ……ブリザードナックルは元々グリスのパワーアップアイテムだった。」ハザード、マグマ、ジーニアス。グリスとローグはどんどん進化する二人にハザードレベルを上げる方法だけでついてきた。

「でも、今の一海の体はブリザードナックルの使用に耐えられそうにない。このまま変身に使えば……おそらく消滅する。」開発段階よりも一海の身体はネビュラガスに蝕まれている。

「消滅?……そんなのダメだよ!」激情する美空を支えて落ち着かせる紗羽。

「だから万が一のためにナックルからグリスのデータを削除しようと……」その時、太一と一海が帰ってきた。戦兎は慌ててナックルをしまい、秘密にするよう目配せした。

 命懸けの強化アイテムなんて一海が知ったら迷わず使うだろう。

「どうだった?仮面ライダーバイトは」戦兎は平静を装って話しかける。

「あぁ、俺のけじめはつけた。」一海に続いて入ってきた太一の顔は曇っていた。

「あの戦争は国を纏める為の必要悪じゃなかった……僕のやってたことは悪魔の手助けだったんだ」太一は自分の行いを信じられなくなっていた。

「……俺もエボルトに騙されて仮面ライダービルドになった。一時期それで悩んだけど、今じゃそれを後悔してない」続けて戦兎は全員の顔を見る。

「万丈はエボルトの遺伝子を埋め込まれて産まれた。美空は父親の身体を利用された。紗羽さんは難波重工にスマッシュにされ、幻さんや一海はお前と同じように戦争の為に使われた」ここに集まった全員は明るく振る舞っているがそれぞれ暗い過去を抱えている。

「でも、みんなそのとき得た力を今はラブ&ピースの為に使ってる。大事なのは、今をどう生きるかだ」その言葉を聞いた太一は深く頷く。

「あのさ、ハザードレベルを上げるの、手伝ってくれない?」その目には輝きが戻っていた。

「そう言うことなら俺に任せろ。行くぞ、カズミン、幻さん!」特訓のことならと龍我が名乗りをあげた。

「俺は晩飯の準備がある。歓迎会ぐらいパーっとやんなきゃな」各々階段を上がる姿を見る戦兎は笑みを浮かべていた。

 

 

数日後

 

 ハードガーディアンやスマッシュを率いて町を破壊する仮面ライダーマッドローグ。

「そこまでだ!」これ以上の無駄な破壊を防ぐためにもすぐさま駆けつける仮面ライダー達。

「来たか、仮面ライダー!」戦兎達の狙い通りマッドローグは破壊をやめ、体勢を整えた。

「これ以上好きにはさせない。変身!」

『ラビットラビット!ヤベーイ!ハエーイ!』

『クローズマグマ!アチャチャチャチャチャチャチャ!アチャー!』

『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』

『クロコダイル・イン・ローグ!オラァ!』

『恐竜!スペシャル!スーパー!』

 五人の仮面ライダーが並んだ。

「勝利の法則は決まった!」

 それぞれスマッシュやハードガーディアンに立ち向かい、ビルドとマッドローグの間に道を作る。

「今の俺は、負ける気がしねぇ!」燃える拳でハードガーディアンを破壊し、空のスマッシュへと標的を変えるクローズ。

「心火を燃やして、ぶっ潰す!」次々に飛びかかり、起き上がる暇も与えず追撃をするグリス。

大義のための犠牲となれ!」一体ずつ確実に倒しながらも銃撃で回りを補助するローグ。

「栄冠に喰らい付く!」細かな攻撃で間合いを保ちながら重い一撃で少しずつ仕留めるバイト。

 そして、マッドローグど互角に戦うビルド。

「今日の相手はお前じゃない。どけ!」

「言ったはずだ!これ以上好きにはさせない!」ビルドはマッドローグを突き飛ばし、フルボトルバスターを取り出す。

『ラビット!忍者!ジャストマッチデース!』

 次の瞬間、刀身にエネルギー溜めるビルドの背後に激痛が走った。

 変身が解けた戦兎の背後に現れたのはゼブラクローンスマッシュとシザーズクローンスマッシュだった。

「ん……?まぁいい。これで終わりだ」マッドローグは突然のスマッシュに困惑しながらもビルドの落とした忍者フルボトルを拾った。

『忍者!ライダーシステム!クリエイション!』

 マッドローグは生成した4コマ忍法刀で分身し、スマッシュとハードガーディアンを倒したライダー達を弾き飛ばす。

「今回の目的は貴方の排除。死ねぇ!」バイトの前の分身に収まり、刀を振り上げるマッドローグ。

「うっ……うわぁぁぁ!」マッドローグの刀が振り下ろされる直前、バイトの身体が赤く輝き、二体のロストスマッシュがマッドローグを押さえつける。

「……この時を、待っていた!」バイトはマッドローグからエボルドライバーを奪い、忍者フルボトルと自分のビルドドライバーを戦兎の方へ投げる。

 出てきた太一の目は赤く光っていた。

「流石はブラッド族のドライバー。深層意識にしか干渉できないほど弱っていた我々をここまで回復させるとは」太一は……太一の身体を奪ったナニカはエボルドライバーを見つめる。

「お前……まさか!」

「あぁ。お前達が倒したと思っているブラッド族三人の集合体、名前は……ブラッドとでも呼べ」少し高かった太一の声が低く響く。

「変身」エボルドライバーに挿入されるレックスバイトボトルとライダーシステムエボルボトル。

ダイナソーダイナソー!エボルダイナソー!ハッハッハッハッハッハッハッハ!!!』

仮面ライダー……エボルバイト!」深紅のバイザーの下で鋭い目が黄色く光った。

 

 

つづく

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ぼくのかんがえた

かめんライダーエボルバイト

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いや~今回はエボルドラゴンに貼り付けるだけだしオリジナルのパーツが少なくて楽にできました

エボルバイトはブラッド族に全て乗っ取られた形態、つまりバイトと言うよりはエボルの派生って感じで作りました

 

太一とブラッド族の関係は前回の最初や今回の前置きのハザードレベルの急上昇とか

因みに伊能を拾った瞬間に彼のハザードレベルは2.3から2.8近くまで跳ね上がってました

あとは伊能の力で変身して3へ

 

数字はわりと適当かもしれない

 

 

次回、最終回!

まぁ映画の敵を引っ張っただけなんで三話もあれば倒せますよ

お楽しみに!

期待はしないでね!(保険)