仮面ライダービルド エピソード・オブ・バイト③
僕はプリキュアはスマイルやドキドキをライダーの流れでたまに見る程度でした
それがHUGっと!プリキュアのオールスターズ回が凄すぎてはまってしまいました
そんなわけで最近?まぁ今年からキラキラ☆プリキュアアラモード(長ぇ)が再放送してるんで見てるんです
見る前はシエルさんが推しだったけど今じゃいちかちゃん推しです
声優なら懐かしのまいんちゃん(ひまりん)です
キャラ的にはゆかりさんのチートキャラだけどやり過ぎない感好きです
あおいちゃんの変身後かっこいいよね
あきらさんの名乗りとポーズって尺間違えてますよね
「出来上がり!」(まだ動く手)
(追記:トゥインクルも面白ぇ!)
ブラッドはエボルに並ぶ為に四人のブラッド族とハザードトリガーを使った
内海のドライバーじゃエボルに変身できない
でも、EP2で簡単にエボルバイトになっちゃいました
あらすじ(↓)のネタバレになりますけどその為にレックスバイトボトルをチートアイテムにしてしまいました
(変身方法は限られるものの)
結局は見通しの甘さからチートオリキャラになってしまいましたね
反省。
あ、EP○って出てるところはOP流れてる所だと考えてください
それ以前はあらすじ+アバンなのです
──────────
地球外生命体・エボルトはこの国を支配するため、ロストスマッシュから生成されるロストボトルを集めていく。
仮面ライダービルドの桐生戦兎は新たな仲間、仮面ライダーバイトと共にマッドローグに立ち向かうが……
ようやくエボルトと同等の力を手に入れた
早速この星を破壊する!
内海に合わせて調整されたドライバーじゃあ、この星を破壊することは不可能だ
黙って俺に滅ぼされろ
それはどうかな?こいつの発明したレックスバイトボトルはあらゆるリミッターを解除して更なる力を引き出せる
この星もろともお前も滅ぼせるかもな
ブラッド族同士の物騒な会話ならブラッド星でしなさいよ
こっちはEP3見てるからさ
「仮面ライダー……エボルバイト!」エボルバイトの目が光る。
「あの野郎……ずっと騙してたのか!」マグマナックルを装備したクローズが殴りかかる。
「いいや。我々が支配できたのは深層意識のみ。導きはしたが全てこの身体の意思だ」クローズの攻撃を的確に捌くエボルバイト。
「だったらさっさと太一から出てけ!」グリスとローグも続いて攻撃を始める。
3vs1だとさすがに分が悪いのか攻撃が当たり始める。
「いいのか?我々を倒せばこの身体は変身の負荷に耐えられず消滅する。仲間……なんだろう?」エボルバイトの言葉に動きが鈍る三人。
その隙をついてクローンスマッシュにグリスとローグを襲わせる。
「私のベルトを返せ!」一人で立ち向かおうとしたクローズを押し退け、生身の内海がエボルバイトにしがみついた。
「邪魔だ!」当然のように引き剥がされ、投げ飛ばされる内海。
「厄介事を押し付けたエボルトを恨むんだな」
『エボルテックフィニッシュ!』
「やめろ!」咄嗟にクローズが蹴りを受け止め、内海を逃がした。
その横蹴りはクローズの装甲を砕いた。
EP3
ダイナソーの最期
エボルバイトの攻撃で変身解除し、崩れ落ちる龍我。
「借りを作ったと思わないことだ!」内海はそんな捨て台詞を吐いてネビュラスチームガンで逃げた。
「万丈龍我、もう一度我々の力になれ」そんな内海を無視し、エボルバイトはかつて仮面ライダーブラッドに変身したときのように龍我を吸収しようと歩み寄る。
「万丈!」ギリギリで戦兎が無人のマシンビルダーを走らせ妨害する。
「行くぞ、龍我!」グリスが落ちていた忍者フルボトルを拾って万丈の元へ駆け寄る。
『チャージクラッシュ!』
隠れ身の術で逃走する二人。
「ならばお前だ、桐生戦兎!」エボルバイトは次は戦兎に迫る。
そこへローグがマシンビルダーに乗って駆けつける。
「退くぞ」ローグと戦兎はネビュラスチームガンでその場から消える。
相手のいなくなったエボルバイトは変身を解き、置き去りにされたラビットフルボトルを拾う。
「上手く逃げられたじゃないか」そこに石動惣一の姿をしたエボルトが現れる。
「今回の目的は究極のドライバー。お前に匹敵する力を取り戻すことだ」エボルトの挑発に乗らずブラッドは冷静に返す。
「俺に匹敵ねぇ……分かってると思うがお前じゃ俺には勝てない」
「やってみるか?」その場に一触即発の空気が流れる。
「やめた、やめた。今更そのドライバーに拘るつもりはない。お前に関わるのは面倒なんだよ」エボルトは苦笑いで呟く。
「気が変わらない内は貸してやる。せいぜいあいつらと潰し合ってくれ。チャオ」エボルトは赤いもやを残して消えた。
「フッフッフ、待っていろ。必ずやエボルトを、この星を破壊し!我々が新たなブラッド族の王となる!」ブラッドはその場で高笑いをした。
nascita
四人は傷の手当てをしていた。
「どうすんだよ、ブラッドを倒したら太一は消滅するんだろ」龍我は現状を声に出せば解決策が思い浮かぶかと思ったがそうはいかなかった。
「太一とブラッドを分離する方法なら二つは思い付いてる」所詮は一度倒した相手。今までの戦いのどこかにヒントがあるはずだ。
「一つはハザードレベルが7を超えて覚醒したボトルで攻撃すること」これは龍我をブラッドから引き剥がした時の方法。
「ラビットフルボトルがないのは万丈のドラゴンフルボトルでも代用できるが……それじゃ太一の無事は保証できない」龍我で上手く行ったのは龍我自身もハザードレベルが高いからだ。ブラッドが抜けた太一のハザードレベルじゃ厳しいだろう。
「そしてもう一つはブラッド族と相反する力、つまりベルナージュの力を使うこと。でも今のベルナージュにそこまでの力はない」nascitaの大移動、CDロストスマッシュでの暴走、クローズビルド缶の生成。ベルナージュの魂は既に風前の灯だ。
「ジーニアスは使えないのか?」包帯を巻き終わった幻徳はスーツケースの中から服を選びながら聞いた。
「肉体へのダメージならジーニアスで浄化できるが、代償としてブラッドに感情が芽生えることになる」同じように感情を得たエボルトは更なる強敵になった。
「そんな……なにか方法はないの?戦兎や万丈がエボルトに取り込まれた時だって、私の中のベルナージュが暴走した時だって助かったじゃん!」美空もただ感情的になっているだけではない。ベルナージュに少しでも思いが届くようにバングルを擦り続けている。
「フッ、簡単なことだ、みーたん」少しの沈黙の後、一海が美空に微笑みかける。
「ジーニアスで浄化して万丈が分離させる」幻徳がスーツケースから取り出し、広げたTシャツには『シンプル イズ ベスト』と書かれていた。
「でも、そしたらブラッドが強くなっちゃうんじゃ……」エボルトだけで手一杯なのにこれ以上強敵を増やすことを危惧する紗羽。
「強い奴が出てくるなら、俺達がもっと強くなればいいだろ」脳まで筋肉のような考え方だが、誰も龍我の意見に異議はなかった。
「やっぱ、そうなるか」戦兎は頭を掻きながら笑顔で立ち上がる。
その瞬間、ビルドフォンが鳴り響く。
『明日の昼、ハザードトリガーを持ってエリアS5へ来い』「望むところだ」戦兎は仲間の方へ振り返り、強く頷いた。
翌日
エリアS5
荒野に佇むブラッド。そこに現れる戦兎、龍我、一海、幻徳。
「ハザードトリガーが狙いなんだろ」戦兎はハザードトリガーを掲げる。
「あぁ。それを渡してもらおうか」ブラッドは顔色を変えずに言う。
「だったら先に太一を解放しろ」そうすれば相手は強くなるが心置きなく戦える。
「それは出来ないな。我々にはまだこの肉体が必要だ。それとも、お前達が器になるか?」ブラッドはまだ肉体を形成できない。
「そんな条件飲める訳ねぇだろ!」龍我が叫ぶ。
「なら、力ずくで奪うだけだ」腰に現れるエボルドライバー。
「最初からそのつもりだ」一海がブラッドを睨み付ける。
幻徳が『いくぞ』と書かれたTシャツを見せるが誰も気付かない。
「みんな、いくぞ!」戦兎の号令で全員が変身を始める。幻徳は腑に落ちない顔をしているが。
「「「「変身!」」」」
『ビルドジーニアス!スゲーイ!モノスゲーイ!』
『クローズマグマ!アチャチャチャチャチャチャチャ!アチャー!』
『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』
『クロコダイル・イン・ローグ!オラァ!』
「変身!」
『ダイナソー!ダイナソー!エボルダイナソー!ハッハッハッハッハッハッハッハ!』
「この星もろとも喰ってやる!」四人とエボルバイトの戦いが始まる。
次々と飛んでくる攻撃を的確に受け流しカウンターを入れるエボルバイト。
偶然当たった一撃を見逃さずラッシュに入るクローズ。そしてそこから途切れず大技に繋ぐグリス。
エボルバイトが立ち上がった瞬間を狙ってローグの回し蹴りが迫るが、ガードに阻まれる。しかし、その隙をついてビルドが腹部にパンチを放った。
「ジーニアスの力はそんなものか」ローグを押し飛ばし、純白の拳を当たる寸前で掴んだエボルバイト。
してやったりのエボルバイトをよそにビルドは虹色の数式を辺りに巡らせた。
「勝利の法則は、決まった!」エボルバイトは危機を感じ取ったのかビルドを蹴り飛ばして遠ざける。
蹴りの衝撃を後ろに跳んで和らげたビルドはフルボトルバスターを取り出した。
「行け、我々の分身よ!」エボルバイトはギアスペシャルのスイッチを二度押す。すると、ゼブラクローンスマッシュとシザーズクローンスマッシュが現れた。
つまり、今までは太一が無意識のうちにスマッシュを呼び出していたのだ。
『フルフルマッチブレイク!』
二体のクローンスマッシュは一撃で倒された。
その爆発の上から飛びかかるクローズとグリス。
しかしグリスの攻撃はかわされ、クローズはギアスペシャルを押し当てられる。
「え、なんだ?うわっ!どうなってんだ!」赤く光ったクローズはギアスペシャルに吸い込まれてしまった。
「万丈!」「ブラッド族の力、思い知れ!」
エボルバイトは巨大な赤い恐竜、エボルレックスへと進化を遂げた。
「どうする、万丈がいなければこの作戦は失敗だ!」次の瞬間、ローグはレックスの尻尾に激突して岩肌に叩きつけられてしまう。
「問題ねぇ、俺かヒゲがハザードレベル7に到達すればいいだけの話だ!」そうは言うもののツインブレイカーの銃弾もレックスには全く効いていない。
「せめてラビットフルボトルを奪い返せれば……」「あの巨体のどこに隠し持ってると思ってんだよ」二人にはこの状況が絶望的に思えた。
「俺に考えがある。さぁ、実験を始めようか!」ビルドは浄化作用を活性化させるため、ハザードトリガーを付けて素早くレバーを回す。
それに対抗してレックスの体表にある歯車が一斉に回りだす。どうやらドライバーと連動しているようだ。
『ハザードフィニッシュ!ジーニアスフィニッシュ!』
『エボルテックアタック!』
二人の必殺技がぶつかる。
エボルレックスの浄化は成功しエボルバイトに戻せたが、ビルドは大きく吹き飛ばされた。
「ハッハッハッハッハ!かかったな!この人間の感情こそが真の狙い!」今まで感情の起伏がなかったエボルバイトが大きな声で笑った。
「万丈は取り込まれたままか……」変身の解けた戦兎は何かを決意する。
「戦兎、どうすんだ!」ローグが前線で時間を稼ぐ間にグリスはビルドを立ち上がらせた。
「これを使え」戦兎は一海にブリザードナックルを渡す。
「クローズマグマはエボルト由来の力。そのマグマに相反するブリザードナックルならベルナージュの代わりになるはずだ」グリスは小さく頷き走り出す。
ブリザードナックルにはグリスの戦闘データが入っている。つまり、クローズよりも高い出力の攻撃を叩き込める。
「行くぞ、ヒゲ!」グリスの掛け声でローグがエボルバイトをなんとか押さえ込む。
『グレイシャルナックル!』
ブリザードナックルの一撃をもろに受けたエボルバイトの身体が凍りつく。
ローグが咄嗟に龍我と太一を引きずり出すと、突っかかりが取れたようにエボルバイトが吹き飛び、爆発した。
「万丈、太一、大丈夫か?」二人を抱えるローグに戦兎も合流する。
「いってぇ……何があったんだ?」龍我は状況が理解できないようだった。
「肝心なときに使えねぇな」グリスは龍我の無事を確認し、軽口を叩いた。
「戦兎……思い出した……僕、ブラッド族に……」ビルドとブラッドの戦いの後、ブラッドの破片が体内に入り込んだこと。それにともない異様に積極的になっていたこと。
そして、ギアスペシャルが生まれたこと。
「あぁ、詳しい話は後で聞く。それより今は……」戦兎は爆発の先を見つめる。
「流石はジーニアス。余剰エネルギーで肉体まで作れるとは」爆煙が晴れるとそこにはエボルバイトがいた。
「結局こうなんのかよ」「覚悟してきたろ」戦兎と万丈は手を取り合って立ち上がった。
「さぁ、破滅の……!」突如エボルバイトの胸を貫く触手。
エボルトだ。
エボルトはブラッドの肉体を毒で分解してギアスペシャルとエボルドライバーを回収した。
「ご苦労さん。これで完全に消滅させれる」エボルトはギアスペシャルを握り潰すと小さなブラックホールに吸い込ませた。
「エボルト……」四人はいつでも戦えるように身構えた。
「お前達にも言っておこう。そろそろ地球を本当に消そうと思ってな、ニュースは毎日チェックしてくれよ。チャオ!」エボルトは高笑いと共に消えた。
翌日
nascita
「もう行くのか?」地下室から出てきた戦兎はnascitaから出ようとする太一に声をかける。
「うん。今の僕がいても足手まといになるだけだから」今の太一は変身する道具もハザードレベルもない。ただの一般人だ。
「選別だ。いつか着ようと思っていたが、お前にやろう」「ダサい、却下!」幻徳は『旅立つ君へ』と書かれたTシャツを渡そうとしたが美空に没収された。
「……それじゃ、僕は北都の復興を手伝ってくる」北都は最近まで西都に占領されていたこともあり終戦したからといって元の生活を取り戻せているわけではない。
「うちのファームの奴らに会ったら宜しく言っといてくれ」一海の言葉に太一は頷く。
「東都に来たら顔見せに来いよ」「缶コーヒーぐらいならご馳走するから」そんなことを言う紗羽に対して龍我がコーヒーぐらい淹れると言うが笑って流される。
ブラッド族のコーヒーは不味い。
「そうだ、これ」太一はラビットフルボトルを戦兎に渡した。
「最っ高だ!やっぱりこのボトルがないと落ち着かなかったんだよ!」戦兎は後ろ髪を掻きむしる。
「この星の為に、頑張って」太一は最初に会ったときのように戦兎の目を見つめている。
今度は、完全な自分の意思で。
「あぁ。ラブ&ピースの為にな!」戦兎は太一にピースサインを見せた。
nascitaにせを向けた太一はレックスバイトボトルを握りしめて胸を強く叩いた。
おわり
───────────
ぼくのかんがえた
エボルレックス
まぁ……無理だよ
イメージとしてはマッドローグの変身エフェクトのグシャグシャが恐竜の形になったやつです
もしくはエラスモテリウムオルフェノクみたいななんかすごい恐竜の怪人です
ベリュドラみたいに眉間にエボルバイトが生えてて(普段はモールドになってる)ベルトは……エボルバイトに付いてるか腰に巻いてるか……
とりあえず分かるのは恐竜です
そんなこんなでエピソード・オブ・バイトはこれにて完結です
温めまくって腐った作品ですが見てくださりありがとうございました