ぶーちゃんの戯言

初めて作ったやりたいように楽しむがモットーのブログ。ぶーちゃんの自己満足の塊です。

仮面ライダービルド エピソード・オブ・バイト①

ジオウって面白いですよね

まぁ僕が仮面ライダーを面白がるのは毎年のことなんですけどジオウは次回予告に毎回驚かされるんで凄いです

欠点はリュウソウジャーに集中できないところです

 

 

僕の作ったレックスバイトボトルあるじゃないですか

知らない人は

この記事読んでください(お願いします)

この記事でちょこっと触れた仮面ライダーバイトが登場するストーリーを考えました

ビルドから結構日が経っちゃってるけどあの頃を思い出して書きました

時系列的には映画→バイト→46話のつもりです

いろいろと矛盾点とかあるかもですが各々解釈したりしてください(人任せ)

 

あ、これから始まります

 

──────────

 

 地球外生命体・エボルトはこの国を支配するため、ロストスマッシュから生成されるロストボトルを集めていく。

 仮面ライダービルドの桐生戦兎は東都知事の伊能賢剛に洗脳された民衆に追われ、絶体絶命の大ピンチ!

 

 生身の人間に追われただけで大ピンチって、変身してんだから飛んだり跳ねたりして逃げ切れるだろ。

 

 操られた身でよく言うよ。

 そんな馬鹿の洗脳を解いた天っ才物理学者は見事、伊能達ブラッド族の野望を打ち砕いたのでした!

 

 半分は俺の力だろ……

 なぁ、そういえばあの後も色々あったよな

 

 あぁ、あの話するか。

 とりあえずEP1ってことで、どうぞ。

 

 

『ラブ&ピースフィニッシュ!』

 クローズビルドの必殺キックがブラッドを貫く。

 爆発四散したブラッドの破片が赤いスライムに姿を変えて近くの植え込みに落ちる。

「これがあの仮面ライダーの破片か………これがあれば僕も!」

 何者かがブラッドの破片をカプセルにしまい持ち去った。

 

 

EP1

完成、オリジナルの戦士

 

 

数日後

「はーい、カズミン特製冷やし中華で~す」猿渡一海は夏野菜たっぷりの冷やし中華を石動美空と滝川紗羽の座るテーブルに置いた。

「俺も冷やし中華!」手を上げる万丈龍我のもとに氷室幻徳が歩み寄る。

「お前はこれだ。俺特製チンジャオロース」

「おいヒゲ!自分で食えないからって俺のピーマン無駄にしてんじゃねぇよ」

「意外と食えるぞ」料理下手な幻徳のチンジャオロースを食べる龍我に驚く一海。

 そんなやり取りを見て静かに微笑む桐生戦兎。なんてことないnascitaの日常だった。

 

 戦兎がスマホに目を戻し、「最悪だ」とため息混じりに呟く。

「スマッシュだ。エリアC4とM3……二手に分かれよう」何気ない日常は戦兎のスマホに表示されるスマッシュの目撃情報で崩れ去る。

 いや、最早戦いの日々が日常になっていた。

「このロストボトルが狙いか?」一海は死んだ仲間の形見、キャッスルフルボトルを握りしめる。

「多分な。俺は一海と一緒に行くから幻さん、万丈を頼んだ」最凶の敵、エボルトが現れればジーニアスフォームで挑むしかない。

「任せろ」「なんで俺が面倒見られる側なんだよ」四人は二手に分かれて現場へ向かった。

 

 

 エリアM3

「この辺りか?」戦兎と一海はエリアM3の公園にいた。

「フンッ!ゥゥゥ!」木の陰から先日戦った郷原光臣の変身したゼブラロストスマッシュによく似た怪人が現れた。

「あいつ……西都知事の!」だが、金色の部分が白く、よりシマウマに似た体色になっている。

「いや、奴は確かに倒した」

「じゃあゼブラクローンスマッシュってとこか」戦兎と一海はそれぞれドライバーを装着した。

「「変身!」」

『ラビットタンク!イェーイ!』

『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』

 「勝利の法則は決まった!」「心火を燃やしてぶっ潰す!」

 ビルドが素早い攻撃で怯ませ、グリスの大振りなラリアットで体勢を崩す。そのままツインブレイカーとドリルクラッシャーで攻めようとするが圧倒的なパワーで武器を弾き飛ばされてしまう。

「パワー勝負ならこいつだ」ビルドはフルフルラビットタンクボトルを取り出した。

 

 

 エリアC4

 幻徳と龍我の変身したローグとクローズは才賀涼香が変身したシザーズストスマッシュをより黒くしたシザーズクローンスマッシュと戦っていた。

「力が漲る、魂が燃える、俺のマグマが迸る!」スマッシュの剣をローグが回し蹴りで弾き、その隙にクローズがラッシュを仕掛ける。

「決めるぞ」「あぁ!」

『クラックアップフィニッシュ!』

『ボルケニックアタック!』

 シザーズクローンスマッシュはダブルライダーキックに貫かれ爆発四散した。

「なんだよ、ブラッド族も意外と大したことないな」

「いや、才賀の方が断然強かった。俺が本気を出す程度にはな」今回の相手はクローンということもあってすぐに倒せた。

「いつも本気出せよ」二人は軽く言い合いながらnascitaへ帰った。

 

 

 エリアM3

 ビルドタンクタンクフォームが繰り出すフルボトルバスターの一振りはゼブラクローンスマッシュのガードを容易く崩した。

『ツインブレイク!』

『ミラクルマッチブレイク!』

 戦車、電車、ヘリコプター、潜水艦、UFOと様々な乗り物を模したエネルギー弾がゼブラクローンスマッシュを撃ち抜いた。

「妙にあっさりしてるな……狙いは本当にロストボトルなのか?」二人は変身を解く。

「久しぶり、グリス」誰かが少し離れたところから一海に話しかけてきた。

「知り合いか?」「気を付けろ。北都のファウストだ」一海の言葉で戦兎の表情も険しくなる。

「嫌だなぁ、元だよ。北都が西都に制圧されてファウストも多くが東都に取り残された。それを機に足を洗ってるよ」男は笑顔で語る。

「そんな男が何をしに来たんだ?」戦兎は警戒を緩めない。

「君達、仮面ライダーに会いに来た。僕の名前は風間太一。君がライダーシステムを開発した葛城…」「桐生戦兎だ」悪魔の科学者、葛城巧。それは戦兎の失われた記憶。悪魔の科学者としてライダーシステムを作り出した過去はあまり触れられたくないものだった。

「じゃあ戦兎、僕も一緒に戦わせて」太一の戦兎を見つめる視線は一海に遮られた。

「今更お前に出来ることはない。元気があるなら北都に帰って復興に勤めろ」一海は太一を軽く突き飛ばし、戦兎を押して遠ざかろうとした。

「完成したんだ。レックスバイトボトルが、僕の仮面ライダーバイトが」その言葉を聞いて一海は振り返る。

 太一の手には黒と緑の歪なボトルが握られていた。

 

 

 東都と北都が戦争をしていた頃。

 一海と三羽烏は北都のファウストと共に東都へ進行していた。

「新しい仮面ライダーか?」あるとき、一海は太一のパソコンに映る設計図が目についた。

「うん。グリス達だけじゃなくて、みんなが戦えるように汎用性の高いビルドドライバーで……」「必要ねぇ」一海は太一を睨み付ける。

「俺を戦わせろ……俺を戦いで満たすんだ!」

 記憶を失った戦闘狂は他人に戦いの場を奪われたくない。

 それがグリスを演じる一海の答えだった。

 

 

「戦争には間に合わなかったけど、相変わらずスマッシュの目撃情報は……」

「戦うのは俺達だけでいい。ボトルを渡せ」一海は太一のボトルに手を伸ばす。

「今、日本が危ないんでしょ。僕も力を得たんだ、この国の平和の為に戦いたい」ボトルが一海の手に渡ることはなかった。

「とりあえずついてこい。詳しく話を聞こう」戦兎は落ち着いて話すために太一をnascitaへ案内した。

 

 

nascita

 暗くなったnascitaの椅子に幻徳がいつか見たように腰かけていた。

「で、貴方が元祖ファウスト創始者、ナイトローグ!」興奮する太一を制止する幻徳。

「今の俺は正義に目覚めた仮面ライダー、ローグだ!」幻徳は灯りがつくと同時に勢いよく革ジャンを開く。

 Tシャツには『ラブ&ピース』と書かれていた。

「名前は悪役だけどな」英語でならず者を意味するROGUE。戦兎のツッコミの意味を理解していないのは龍我だけだった。

パンドラボックスの光を浴びず自ら戦争を加速させたお前を信用できると思うか?」いつも通りの喜劇が始まると思いきや、一海は冷静に太一を見ている。

「早く戦争を終わらせるには、一刻も早く勝敗が付く必要がある。その為にはあの方法しか思い浮かばなかった。」戦争を終わらせる為に戦争を煽る。戦うしか選択肢のなかったあの頃は一海も同じ決断をしていた。

「お前はなんの為に戦いたいんだ?」戦兎は太一を見つめる。

「僕も地球人だ。この星の……平和を護りたい。」突き出されたピースサイン

 その手は戦兎の、葛城巧の記憶の中の父親と一致した。

「丁度ビルドドライバーが一つ余ってる」その場にいた全員が驚いた表情で戦兎を見る。

「それって戦兎のお父さんの……」

「父さんもラブ&ピースのためなら喜んで貸してくれるハズだ」それぞれ思うことはあるが戦兎が言うならと納得した。

 太一へビルドドライバーが差し出される。

「今、この星は地球外生命体エボルトによって滅ぼされそうになってる。俺達と共にエボルトに立ち向かうなら命の保証は出来ない。それでもいいか?」これは脅しではない事実だ。誰も死ぬのは望んでいないが死なない保証はない。

 それが仮面ライダーとして生きることの意味だ。

「あぁ。覚悟は出来てる」太一はビルドドライバーを受け取った。

「それじゃあ早速、変身できるか……」

「風間、ちょっと表に出ろ」一海は太一を外へと連れ出した。

 

 

 東都・北都間スカイウォール付近、三羽烏の墓。

「勝も、修也も、聖吉も、戦いの中で死んだ。墓はここにあるが残ってるのはこれだけだ」一海は三羽ガラスのドッグタグを握りしめる。

「俺はもう誰だろうが北都の……この星の人間を死なせたくない」

「それが……信用できない相手でも?」戦争を煽っていた自分を信用しろと言うのが無理な話だと太一は分かっていた。

「確かめてやるよ、お前が信用できるか……自分の命を守れるだけ強いのか。変身!」

『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』

「やっと自分で戦える力を手に入れたんだ、僕も戦う!」

『恐竜!スペシャル!スーパー!』

 ビルドドライバーに挿入されるレックスバイトボトルと真っ赤なギア、ギアスペシャル。

「変身!」

 ビルドのトライアルフォーム変身音に酷似した音声が流れる。

 すると、太一は緑色を基調とした恐竜の装飾が施された仮面ライダーへと姿を変えた。

「ついに成功した……!仮面ライダー、バイト!」バイトはピースサインで胸を叩く。

「名前はなんだっていい。いくぞ!」

「栄冠に……喰らい付く!」

 猛スピードで駆けてくるグリスの攻撃を一つ一つ受け流し、隙を見て腹部にパンチをいれる。

「やはりハザードレベルが違いすぎる……」バイトの攻撃は全く効いていない。それどころか、動きを見切られカウンターを喰らってしまう。

「お前は!なんの為に!仮面ライダーになった!」二つのツインブレイカーを駆使した猛攻が続く。

「みんなの……笑顔を見たいから……!」圧倒的な力の差を感じたバイトの精神状態ではライダーシステムの真の力を引き出せていない。

「脆弱!無謀!拙劣!そんなんもんじゃ、全然足りねぇぞ!」ついにバイトはツインブレイカーの一撃で突き飛ばされる。

「僕が……この国の笑顔を取り戻す!」熱い思いを込めてバイトボトルをもう一度噛みつかせる。

 すると、背中のファンや胸のダクトから大量の蒸気が吹き出した。

 

 

つづく

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ぼくのかんがえた

かめんライダーバイト!

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気が付いたら変なものになってました(涙)

(流用できそうなパーツを当てはめただけ)

 

既存パーツの組み合わせでもミライダーとはえらい違いw

やっぱり東映は偉大と言うことで

 

初めてアイビス使ってみましたが色んなことできますね(パソコン使えば一発でしょうけど)

LINE Camera勢からすると凄いアプリでした

てなことで続きをお楽しみに!(いつになるやら)

期待はしないでね!(保険)